部屋と沈黙

本と生活の記録

2019-12-22から1日間の記事一覧

舞台『ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜 』感想

ほんのちょっとしたささやかなものでも、それを確実に認識すれば、すべてを認識したにひとしい。だからこそ、ひたすら回るこまを追っかけていた。 ーー池内紀編訳『カフカ短篇集』、「こま」より 「カフカの4作目の長編小説が見つかった」という、まことしや…