部屋と沈黙

本と生活の記録

日曜日 晴れ

この町には本屋さんがほとんどない。あっても岩波がない、講談社文芸文庫がない、ちくま、中公の棚が狭い、海外文学がほとんどない、ブロスがなかなか見つからない。取り寄せるなら「1週間以上」、どうしてもAmazonに頼ってしまう。

そのかわりなのか、図書館はとても充実している。とくに海外文学は手に取る人も少ないようで、スピンが頁の間に丸まったままの本も多い。トム・ジョーンズ著、舞城王太郎訳の『コールド・スナップ』、ケリー・リンクの『プリティ・モンスターズ』、レイ・ヴクサヴィッチの『月の部屋で会いましょう』、ナボコフは少ないけれど、トーベ・ヤンソン・コレクションは全8巻揃っている(これはいつかきっと買おう)。

毎週金曜日の寄り道の日が待ち遠しい。



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