部屋と沈黙

本と生活の記録

アレルギー

五月の半ばごろからずっと体調が思わしくなかったんだけど、先週やっと原因が分かった。先生の署名と印鑑がついてある名刺サイズのカードを「死ぬまで持っていなさい」と手渡され、これから病院にかかるたび、主治医が替わるたび、薬局へ行くたびに必ず見せて相談するようにと言われた。薬剤アレルギーである。

市販の風邪薬、頭痛薬、湿布もすべて使えなくなってしまった。虫さされの薬にもだめなものがある。こういう解熱鎮痛剤系で私が使えるのは今のところひとつしかなく、しかも処方箋がないと買えないから不便で仕方がない。今後のために十錠処方してもらう。「冷蔵庫で半年もつ」んだそうだ。

今はアレルギー反応を抑えるために飲んでいたステロイドを少しずつ減らしているところ。最初は関節の痛みと腫れから始まったせいでアレルギーだとは思いもしなかった。だからまず整形にかかり、そこで処方された鎮痛剤を飲んで症状が悪化したんだと思う。発疹、発熱、歩くのが困難なほどの腫れと関節の痛み、好酸球増多。皮膚科、血液内科と渡り歩く。

使える薬が少ない分、これからは予防することに気をつけようと思う。うがい手洗い、よく食べよく眠る。