部屋と沈黙

本と生活の記録

山口アーツ&クラフツ

陸上競技場がある公園の一画にテントの群れが見える。先週の土曜日はパスタ皿とうどん碗を求めて、山口アーツ&クラフツへ行ってきた。出がけの雷雨が嘘のように晴れて、暑い。持っていた手ぬぐいを首に巻いてみる。

まずは総合案内所でパンフレット(400円)を買う。期待していたエリアマップは「えーっと、このへん!?」的な代物だったので、とりあえず会場内を歩き、気になるものを見つけるところから始めることにした。

購入した器。全部で15000円くらい。安くはないものの、小売店を通していないからか、比較的手ごろな気がする。

念願のパスタ皿は、寺嶋綾子さんのリム皿。すっと入ったエッジが格好いい。散財する思い切りがつかず買えなかったけれど、他の器も一様にしゅっとしてて好みだった。

ガラスの輪花鉢は、グラスタイムの田井将博さん。このかたちは今年の新作だそうで、小皿と迷った末の小鉢。陶磁器と違って影も素敵だから、ゼリーとかフルーツポンチとか、光を通すものをよそってみたい。ところてんとか。

原聡子さんの大きな碗をうどん碗に。サラダボウル的な使い方をしてもいいな。ともあれ、これでようやく鍋から食べなくてすむ!

井内覚さんの白い小鉢と湯呑み。小鉢はさっそく使ってみた。豚肉と油揚げと高菜の炊いたん。

ほかにも気になるものがたくさんあった。壁掛けタイプのコーヒーフィルターホルダーは最後まで迷ったなぁ。台形と円錐形の両方があって、今はハリオのV60で淹れてるから円錐なんだけど、カリタなら台形だし、結局は選べなかった。あとは、何をよそうのか想像がつかないんだけど美しい、みたいな祭祀系の器とか。

ともあれ、楽しんだ。帰り道、民家の庭先でひなたぼっこをしていた猫が「あら、あなた撫でてくれるの?」っつう感じで寄ってきて、頭を撫でさせてくれたし!