部屋と沈黙

本と生活の記録

木の曜日

ゴールデンウィーク2日目は木曜日、みどりの日。毎週木曜日は「木の曜日」として、ベランダの多肉植物を気にすることにしている。

多肉植物を育てるきっかけになった熊童子(くまどうじ)。5センチほどの小さな苗が、ほぼ1年でこのくらい。


↑ 購入時。画質が悪くて申し訳ない…

梅雨の終わりから夏、秋、冬、と見てきて、やっぱり春がいちばん元気そうだ。多肉植物はそんなに水をやらなくても大丈夫だということは知っているけれど、実際に育ててみると、水自体はすごく好きなんじゃないかと思う。水をあげた日の翌日は分かりやすく元気だしな。「大丈夫」っていうのは「維持できる」というだけで、「育つ」とはまた違うんだと思う。

《熊童子の育て方》
:素焼き鉢に軽石多肉植物用の土+オルトラン粒剤を入れて育てるとき

〈春、秋〉
・土が完全に乾いてからたっぷり「根に」水をやる。葉に水をかけない。
・雨にあてない。
・日当たりと風通しの良いところに置く。

〈夏、梅雨〉
・湿度が高い季節は、その湿気で水分を維持させる感じ。そんなに水をやらない。
・朝日が当たり、昼以降は明るい日陰になるような風通しの良いところに置く。
・様子を見て、水をやるときは夕方以降に。葉に水をかけない。
・雨にあてない。

〈冬〉
・熊が冬眠する冬は熊童子も眠っている。ほとんど水をやらない。
・比較的温暖な地域だから冬もベランダで育てているけれど、夜になったらダンボール箱へ入れる。ホームレスがダンボールで暖をとっているのをヒントにした。
・あんまりにも寒いときはそのまま玄関へ、朝になったらベランダへ出す。
・晴れの日には出来るだけ日光浴をさせる。
・雨、雪にあてない。

これでトラブルなく徒長もせず、元気に育っている。ただ、鉢の種類によって水やりの仕方が変わってくると思うので、上の限りではない。個人的には、底穴のある素焼き鉢で管理するのがいちばん楽だと思う。通気性が良い鉢だから蒸れによる失敗が少ないし、土が乾いて軽くなっても、鉢自体に重さがあるから強風で倒れることも少ないんじゃないかなぁ。

植え替えは来年で大丈夫だろうから、今年は虫除けのためにオルトランを少し撒くくらいか。

また来年のみどりの日に撮ろう。


なお、ゴールデンウィーク3日目のこどもの日は、撮りためていた『東京タラレバ娘』を観ることで失われた。あれじゃあまるで品のない「少女漫画」だ。「もう女の子じゃない」のなら、彼女らを「少女漫画」で描いてどうする。

もちろん「少女漫画」は悪くないし、ファンタジーとしての「少女漫画」(オースティンの小説とか)は大好きなんだけどなぁ。

今週のお題ゴールデンウィーク2017」