部屋と沈黙

本と生活の記録

週報 12/9〜12/15

12/9(月)
4曲中3曲がMV化されたthe band apartの“pool e.p.”。せっかくなので、残りの1曲『ディア・ワンダラー』のMVを妄想してみた。曲中の電車っぽいビートと個人的な嗜好をもとに構成したため、夜の帳は下りてない。


12/10(火)
できることなら理由になりたい。


12/11(水)
晩酌用にスクリューキャップの赤ワインを買う。11/22に諦めた赤ワインは、いつか私と結婚する人にコルクを抜いてもらおうと思う。もしくは、このコルクを抜いた人と人生を共にする。
んー、我ながら気色悪いな……。「スクリュープルタイプのオープナーなら簡単に抜けるよ!」みたいな、空気の読めない実用的なアドバイスをくれる友だちがほしい。それに対して「もはや自分で抜けるか抜けないかじゃないの!気持ちの問題なの!」と言って笑いたい。


12/12(木)
ぴかぴかの満月。


12/13(金)
今村夏子の『星の子』を買いに、本屋さんへ行く。単行本で一度読み、文庫化されたら買おうと決めていた。『星の子』は「信仰」にまつわる物語だ。好きな人が信じるものを、一緒に信じることができなくなったとしたらーー。
ラストなんか、今ちょっと読み返しても哀しくてどうしようもなくて涙が出る。冬休みに入ったらゆっくり読もう。

星の子 (朝日文庫)

星の子 (朝日文庫)


12/14(土)
『ドクター・ホフマンのサナトリウム』を観に、北九州芸術劇場へ。道中、スカートにコーヒーをこぼすし、久しぶりにかけたメガネのネジは外れるし、トラブル続きで散々だったのだが、なんとか対処し、約3時間半の舞台を目一杯楽しんだ。
終演後、祖父母宅へ。自宅まで帰り着けない時のために鍵を借りといてよかった。深夜のコンビニで、下着とパジャマ代わりのメンズ用Tシャツ、歯ブラシその他もろもろを買う。

観劇前に食べた“OCM”のサンドイッチ。オリジナル&チキンとバナナミルク。


12/15(日)
自宅へ戻る前に墓参り。落ち葉を箒で掃き、花立の水を入れ替え、線香をあげる。
田舎の列車は考えごとをするのにちょうど良い。昨日劇場で買ったパンフレットと、カバンに入れておいた『カフカ短篇集』をめくりながら、思いついたことをメモしていく。いずれは、ひとかたまりの文章にまとめたい。
ただ、このあいだのZAZEN BOYSのライブレポートも、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』における愛とアイデンティティについても、未だメモ、断片、キーワードがとっ散らかったままだ。以前からこのブログを読んでくださっている方にはお馴染みの「ブログ福袋」(という名のゴミ箱)行きにならないよう頑張りたい。