部屋と沈黙

本と生活の記録

近況、その他

ベネディクト・カンバーバッチ主演の『シャーロック』がアマプラにラインナップされたというので、実家の本棚にあった『シャーロク・ホウムズの冒険』を読む。たぶん高校生のときにブックオフで買ったまま、今までに一度も読んだことがなかった。

まだ材料が一つもないんだ。資料もないうちに、理論づけをやるのはとてつもない誤りだ。知らず知らず、事実を理論に適うようにまげがちになる、理論を事実に適えようとしないでね。
コナン・ドイル『シャーロク・ホウムズの冒険』

たまに、こういうことが起こる。そのとき考えている問いの答えになるような言葉が、物語のなかから唐突にもたらされる。いつもは、組み立てた梯子を伸ばすように答えを探しているつもり。でもこの現象には、その梯子がまったく無い。脈絡なく、いきなり提示される。不思議だ。偶然にしてはあまりにもフィットする。そもそも私はスピリチュアルや霊的現象には懐疑的なほうなのに。

ホラーよりもミステリが好きだ。小学生のころ、図書室で子ども向けに編集されたアガサ・クリスティのミステリを片っ端から借りたのが始まりで、中学1年生のときに初めて買った文庫本*1三谷幸喜の『古畑任三郎』シリーズだった。何がどうなってそうなるのか、知りたくてたまらない。

ただ、いわゆる「虫の知らせ」は信じている。あれはスピリチュアルでも霊的現象でもなく、高度に研ぎ澄まされたコミュニケーション能力の発露だと思う。言葉、表情、声音、間、それらの微妙な違い、違和感が、何かを知らせるのだろう。一種の才能である。人間の才能がフルスケールで発揮された状態は美しい。虫の手柄にするのは惜しい。

ともあれ、“これ”が起こるときの私は調子が良い、ピントが合っている、と思うようにしている。正しいのか間違っているのか、世間的にはどうだか分からないけれど、すくなくとも自分を誤魔化してはいない。

福岡で買った長野と神奈川のお菓子を大事に食べている。おいしいよ、白鳥の湖クルミッ子。都会にはなんでもある。

サマーセールで買ったスカートとパンプス。スカートの花の刺繍が可愛い。ただ、いつもよりワンサイズ小さいから*2、入るには入るけどまじでギリギリ。骨格の限界を感じる。ウエストまわりをもうちょっと引き締めたら楽になるかな。着こなしでカバーするのも良いけど、身体がかっこいいのはやっぱりかっこいいし。

今年のチャリTシャツ。24時間テレビはほとんど見ないのに、イラストが長場雄だから買っちゃった。うちの母は「白も良いけど……ニノ*3は黄色よね!」と黄色を購入。楽しそうでなにより。SSはたぶん160くらい。ユニクロのXSと比べるとこんな感じ。

久しぶりにサイズぴったりのTシャツが嬉しい。何度でも言うが、私はオーバーサイズがまあ似合わんのよね。もし、さっきのスカートがワンサイズ大きければ、どんなに可愛くても買わない。とにかく私に合うサイズ、だ。オーバーサイズを本当に着こなせる人って、すごくすくない気がする。この人は本当にオーバーサイズが似合うなぁ!と思ったのは、ASPARAGUS渡邊忍くらい。スタイルが良いんだと思う。

巻き寿司のメモ用紙。


ぐりとぐら しあわせの本』展に合わせて作られたプレートとミニマグ。展覧会には行けなかったけれど、通販されているのを見かけて。可愛い絵皿は盛り付けが難しい。

100円ショップにあると聞きつけ、ようやく見つけたミッフィーのマグネットフック。ぐぅ可愛い!!!さっそく冷蔵庫にくっつけて鍵を引っ掛けてみた。推奨耐荷重は50gだけど、89gあるうちの鍵も問題なく引っ掛けられたよ。

*1:中学生の私にとっては、文庫本が“大人の本”だった。

*2:セールあるある:サイズがない

*3:二宮和也