部屋と沈黙

本と生活の記録

火曜日 晴れ 秋分の日

パジャマから深緑色のワンピースに着替えて、ミロを牛乳にとかす。明日の午後には荷物が届く。

友だちも好きな人も遠くにいる。帰れば人んちの匂いがした実家がまた私の家になって八ヶ月。もうその匂いも忘れてしまった。山とガソリンスタンドとイオンの町。

お弁当のためのブロッコリを一房湯がく。夜は終わらない鈴のような音がする。
一日の終り。



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