部屋と沈黙

本と生活の記録

水曜日 晴れ

通販で買ったコートの色味が顔に似合わず、どうせならと染めてみた。使ったのはDYLONプレミアムダイのベルベットブラック。手順はほとんど表示の通りなので、ここでは気づきをメモしておく。ただし、熱湯を沸かしておき、給湯器のお湯(40℃)と混ぜながら進めた。
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1.真っ黒にはならない
すすいでいるとき、布地がヘドロみたいに黒光りしていてやっちまったかと思ったけれど、仕上がりはダークグレーに。

2.すすぎが本当に大変
何回すすいでも色が出るため、ある程度やったところで見ないふりをし、洗濯機にすすぎと脱水をしてもらう。

3.化学繊維の縫い糸は染まらない
コートは麻55%、綿45%のもの。ただ、縫い糸が化学繊維だったらしく、グレーのまま染まらなかった。淡い色から濃い色へ染めるときは、縫い糸にも注意した方がいいかもしれない。

4.ボタンは取った方がいい
横着をしてボタンを取らず、しかもボタンホールにかけたまま染めたため、その部分だけまあるく薄くなってしまった。表面に加工のあるボタンだと隙間に染料が入るし、取ってしまうのがいちばん。付けておくとしても、必ずボタンホールからは外すこと。

5.どうでもいい服と、ゴム手袋は必須
染料が服や皮膚に付かないよう気をつけていたものの、腕まくりをしていた左手首の内側に飛び散ってしまい、洗ってもなかなか落ちなかった。エボラってこんな風に広まるのかと思った。



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