部屋と沈黙

本と生活の記録

2、1。

ゴールデンウィーク9日目は無為に過ぎ去った。こんな日もある。

ゴールデンウィーク最終日。ひと通りの家事を済ませ、スマートフォンのメモアプリに記したゴールデンウィーク中のToDoリストを消化していく。今日は「冬物の洗濯」と「NHKラジオ『歓待する文学』を聴く」のふたつ。

今年の1月から3月のあいだ、NHKラジオで放送されていた小説家・小野正嗣の『歓待する文学』。放送日が日曜日の早朝か土曜日の夕方だったこともあり、寝てるか忙しいかで、なかなか聴くことができなかったのだ。
今日は、村上春樹の『職業としての小説家』が取り上げられた第10回「翻訳は母語の可動域を広げる」をアプリで聴く。ちなみに、第10回は今日の15時に、第11回は5/13(月)の15時に配信が終了する。ぼやぼやしていられない。
『歓待する文学』の次に始まった『人とは何か アンドロイド研究から解き明かす』もおもしろそうで、テキストは購入済み……なのだが、なんというか常々「リアルタイムでバルスと言えないタイプの人間」だなと思う。だいたいいつも、みんなより遅い。ようやく私が「バルス!」と言えたころには、みんなはもう、何か別の素敵なものに夢中なのだ。

こころをよむ 歓待する文学 (NHKシリーズ)

こころをよむ 歓待する文学 (NHKシリーズ)

ToDoリストの消化率は70%ほど。とはいえ、残りは「昼からビール」とか「モビールを作る」とか、どうでもいいことばかりなので、概ね消化できたと言えるだろう。ただ、「本棚の整理」を終えられなかったのが悔やまれる。棚もやる気も足りないので、またしばらくはほったらかしになるだろう。

毎日が日曜日でも楽しく過ごせる才能はあるが、そのためのお金がない、と実感した10連休だった。明日からお仕事頑張ります。