部屋と沈黙

本と生活の記録

週報 11/4〜11/10

11/4(月)
三連休最終日。ライブの感想をまとめながら、「認識と実感」について考える。「知っていると思っていても、分かってはいないこと」。認識と実感には大きな隔たりがある。
手の届く限りの認識を、実感に変えていきたい。知らないことを知ること、分かること、そして、分かったつもりにならないこと。バランスと遊びが大事だ。流れない水は、いずれ腐ってしまう。


11/5(火)
押入れから電気ブランケットを出す。空気がもう冬の冷たさだ。古いアパートだから、底冷えがする。

ここ最近の火曜日は、NHKラジオアプリで『又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間』を聞きながら洗い物をしている。楽しいひととき。


11/6(水)
やむを得ず紫玉ねぎで親子丼を作る。内心、とんでもない配色の親子丼が完成するのではと期待していたのだが、心もち色味が悪くなっただけだった。

ZAZEN BOYSのツアーチケットを買う。無理して日帰りするのも嫌なので、今回も福岡で一泊することにした。念のために言っておくが、誓って、NUMBER GIRLのチケットが取れないから、ではない。ZAZENの素晴らしいところは、音が鳴っていないところも含めて音楽として成り立っているところだと思う。フレーズのなかの無音が最高にキマってる。


11/7(木)
たまに、お腹がいっぱいすぎて気持ち悪いのか、お腹が空きすぎて気持ち悪いのか、よく分かんなくなる。


11/8(金)
ツイッターも良し悪しだな。
「おすすめユーザー」に表示されるY(フォロワー数:約7500)のツイートを遡っていたら、Yに対するちょっとした悪口ツイートを自ら引っ張ってきてあげつらい、問題のツイートとは直接関係のない当該アカウントの他ツイートまでスクリーンショットでつるし上げ、“お前の発言もつまらない、鬼すべってる”、みたいなツイートをしていた。クソの投げ合いでクソまみれ。クソかよ。
ツイッターでの振る舞いが、その人の人格すべてを表しているわけではないけれど、一部であることに違いはない。誰にだってそれぞれの言い分がある。悪口を言うときにこそ、愛をもって行うべきだ。そこにユーモアがあればなお可。
Yの発言には、そのどちらも感じられなかった(まさしく“鬼すべってる”)。
愛もユーモアもない悪口は、相手を打ちのめすことができる。当該アカウントはもうない。


11/9(土)
ただ笑っているだけでも、誰かを幸せにすることができるんだなと、雅子様の表情を見て思う。


11/10(日)
10:00、NUMBER GIRLツアーチケット一般発売。10:04に高松と名古屋の2階が残っているのを確認できたものの、高松の方で購入を申し込んだときには既に完売していた。高松旅行に想いを巡らせた幸せな一瞬。実現しなかったが……。

実家で犬の世話。父の定年後、地元のサッカークラブにハマった両親は、応援のために度々外出するようになった。先月は泊まりで熊本、今日は日帰りで東京、再来週は泊まりで徳島へ行き、私は犬の世話係。犬は良い。やわらかいあたたかいくさいかわいい。