部屋と沈黙

本と生活の記録

週報 11/25〜12/1

11/25(月)
朝から目眩がする。そのせいで吐き気もするが、お腹は空いているような気がする。

今朝は紅茶にした。乾燥レモンとティーバッグがセットになった光浦醸造のフロートレモンティー。乾燥レモンでも、しばらく浸せばきちんとレモンティーになる。

無印良品のネットストアで値引きされていた大判ブランケットが届く。軽くて柔らかいし、大きさも充分。何よりウール100%だ。パチパチしない。電気ブランケットと一緒にソファーで使う。冬を暖かく過ごしたい。


11/26(火)
早めに就寝したせいで変な時間(4時)に起きてしまい、冷蔵庫にあった白菜、大根、にんじん、豚肉で簡単な鍋を作る。野菜の煮える匂いは落ち着く。

今日のレモンは星のかたち。当たりかな。かわいい。
いつも楽しい『又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間』だけど、今週のは涙が出るくらい笑った。


11/27(水)

原さんのインタビュー記事を読み、湯川秀樹の「詩と科学」を思い出した。一部引用する。

いずれにしても、詩と科学とは同じ場所から出発したばかりではなく、行きつく先も同じなのではなかろうか。
そしてそれが遠くはなれているように思われるのは、とちゅうの道筋だけに目をつけるからではなかろうか。
どちらの道でもずっと先の方までたどって行きさえすれば、だんだんちかよってくるのではなかろうか。
そればかりではない。
二つの道はときどき思いがけなく交差することさえあるのである。

私は楽器にも疎いし、音楽を聴くと気持ちがいいから好きなだけで詳しくもないけれど、ロジカルな感性を持って、あの感覚のかたまりみたいな音楽を生み出しているのかと思うと、なんだかぐっとくる。
私はどちらかといえば言葉で考えるタイプだから、感覚で捉えるタイプには憧れる。数学や科学、ロジカルな感性からも詩を生み出すことができるのならば、私の言葉の行き着く先にも、ほんの少しでいいから詩があるといいと思う。


11/28(木)
先週木曜日に始めたセンシティブ収集が思わしくない。一体何が卑猥ーーいや、センシティブなのかが分からない。共通しているのは、何らかのリンクが貼られていることで、本文中におかしなところはない、と思う。もしかしたら、「どうなってしまうんこれ」みたいに、よく見たら本文中に「うんこ」がある、みたいなことなのかもしれないが、うまく見つけられない。
そういえば昔、本文中の「」と「」と「」だけ太字にした『悪趣味百科』っていう本を見せてもらったことがあるんだけど、くだらなすぎて最高だった。ブックデザインは祖父江慎


11/29(金)
なかなか体調が良くならない。お酒はもちろん、コーヒーも控え、概ねお湯を飲んで過ごす。世の先輩方が口々に健康、健康と仰る理由が分かった。健康でないと、ずっとお湯を飲んで過ごすことになる。


11/30(土)
昔、「お腹が痛いときはもっとお腹が痛くなることをすれば治る」みたいなバカ理論を聞いたことがあり、なるほどそうかも知れんと、久しぶりに泳ぎに行く。
ジムへ行くときは大抵変なTシャツを着ているため、私のTシャツをウォッチしているおばあちゃんから「今日は囲碁盤みたいなの着てるね」と言われた。

いつもは図案の由来なんかを説明するのだが、今日のはバンドTシャツだったので答えあぐね(そもそもバンドとは何か、というところから説明しなければならない)、「囲碁盤ではないです笑」と囲碁盤をなでなでしながら誤魔化すしかなかった。でも、じゃあ何かって言われたら私にも分からない。もしかしたら囲碁盤かもしれない。


12/1(日)

きのうの夜に作った肉豆腐で朝ごはん。そろそろ炭水化物もいけそう。

お昼はお粥を炊く。お腹が痛いときはお腹に優しくするべきだ。バカ理論はバカだと思う。
AGフェスのオフィシャル先行にエントリーする。肝が小さいので、航空券も宿の手配もしていないのに、遠い街で行われるイベントのチケットを取ろうとすることにハラハラしている。ついでに、この歳で恥ずかしいからあんまり言いたくないんだけど、飛行機に乗ったことがない(ちょっとこわい)。でも、いつかは海外にも行ってみたいし、だからこれは第一歩なんだ。こわくないぞ(こわい)。