部屋と沈黙

本と生活の記録

知の呪い/週報 1/6〜1/12

1/6(月)
いつもは家を出る1時間20分前に起きて支度をするのに、今日はsiriに「10分後に起こして」と3回もお願いしてしまった。コーヒーも淹れずパンも焼かず、パイ状の菓子を豆乳で流し込む。
去年の私が死ぬ思いをしてくれたおかげで、仕事そのものは概ね順調だ。
お昼にひとり豚骨ラーメンを食べて、ようやく元気が出る。


1/7(火)
年末に急いで進めた懸念案件の決裁が無事に下り、思わず「……やったぜ!」と言ってしまった。「……」で息を呑み、両手でガッツポーズからの「やったぜ!」。あまりの嬉しさに全身で喜びを表現してしまい、地が出る。なんかもっとこう、可愛い感じにできなかったのか。


1/8(水)
お土産のお菓子を食べた年下の上司が「ディズニーランドの味がする!」と嬉しそうに言う。聞けば「ディズニーランド(で食べた塩キャラメルポップコーン)の味」らしいのだが、カッコの部分を端折ったためにバカっぽい。とはいえ、よく考えればこれは暗喩であり、詩である。
もしかしたら「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざにこそ、創作のためのヒントがあるのかもしれない。原因から結果にかけて、どれだけ飛躍できるか。その飛躍がおもしろさや詩になることもあれば、ただの変態になることもある。バカと天才は紙一重
まあ「ディズニーランドの味」は、紙一重でバカだと思う。


1/9(木)
バタフライのクラスで泳ぎ初め。苦節1年、ようやく20mくらいは泳げるようになってきた。水泳がそんなに得意でなくても、クロール、平泳ぎ、背泳ぎまではそれほど苦労しなかったのに、バタフライ(特に息継ぎ)はほんとに難しい……。

かっこいいなぁ。やっぱり筋肉つけないとだめか。


1/10(金)
ヒックとドラゴン』のDVDを借りて帰る。


1/11(日)
午前中に初詣へ。なんとなく一人で静かに集中したい気分だったんだけど、時期的にまだ年始の雰囲気で、境内には屋台が立ち並び、参拝客で賑わっていた。

厄年の立て看板によると今年が本厄らしく、思わず二度見してしまう。祖父母が続けて亡くなったから、ここ2年くらいはまともに初詣をしておらず、去年が前厄だったことも今日初めて知った。なんていうか、なんじゃそりゃである。知らないのはないのと同じ、知れば呪いになる。
おみくじは大吉。

最近私服勤務になったため、母と一緒に職場でも着られる洋服を探しに行く。綺麗めのジャケットとパンツを買い足すつもりが、結局はスカートとワンピース、ハーフコートを買ってしまった。

プライベートではここまでコンサバっぽい格好はしないんだけど、なんだか「丸の内のOLさん」ごっこをしているみたいで楽しい。

獺祭で晩酌。米だけど果物系、「綺麗なお酒」という印象。おつまみは「オヤツチンミ/アンチョビ&ガーリック味」。


1/12(日)
スーツ店のクーポンを持っていると言う母と、あらためてジャケットとパンツを探しに行く。……が、結局は別のお店でワンピースとかを買ってしまった。セール最高!