Twitterのおすすめで見た「2025年やりたいことリスト100」がおもしろそうだったので、さっそくやってみた。ほぼ日手帳では「My100」とも言うらしい。
まずは深く考えずにざっくり書こうと、A4のプロジェクトペーパーに殴り書きしていく。
オキナ株式会社のプロジェクトペーパー
白い紙に白いインクで5mm方眼が印刷されている
かっこいい
2、30個くらいまではすんなり書ける。それからもう30個くらいなら、ちょっと考えればまあ書ける。苦しいのはそれ以降だ。何も思いつかん。ただ、ここまで書き出したおかげで、このリストは「私が何を好み、何を大切にするか」をあらわにすると分かってくる。私は私のことが知りたい。
筋トレと同じだ。負荷をかけるから筋肉がつく。浴びるほどの量をこなすことで、結果的に質が高まる。クリエイティブの基礎でもある。
ためしに母に尋ねてみたところ「デュオリンゴをやる、は?」「モルックをやる、は?」と楽しそう。私の母はミーハーというか、誘われたら何でもかんでもやってみるタイプの人で、最近、デュオリンゴで英語の勉強を始めたそうだ。尊敬する。人生なんて、ちょっとミーハーなくらいがいちばん楽しい。私みたいに好き嫌いが激しいのは、結局、窮屈なだけだからな。
Twitterで「やりたいことリスト100」を検索し、見知らぬ人が作ったリストを眺めてみる。ピンとくるものもあれば、そうでないものもある。書くうえで気をつけたのは、できるだけ具体的であることと、達成に他者の意思が介在しないこと。たとえば「フォロワー●万人達成!」とか「尊敬される人になる」みたいな項目は、他者の意思が必要不可欠だよね。つまり、私の意思だけではどうにもならん、そういうものは外した。
そうして完成した私の「2025年やりたいことリスト100」がこれだ!
……読める?
念のため、分割したものも載せておこう。
あらためてみると、習慣化したいと感じている項目と、1回で達成できる項目が混在している。分かりやすくするために、習慣化したいと感じている項目には黄色のドットペンでしるしをつけ、曜日を固定したほうがよさそうな項目には「予」と書き入れた。
次に、これらの項目を分解していく。たとえば「ハーブを育てる→食べる」は、まず何を育てるかを決め、良い感じのプランターを探すところから始まる。
ーーパスタ用のバジルとお肉用のローズマリーは鉄板かな、寄せ植えができるのか、このあいだ買ったハーブの本を読んでみよう。
こういったあれこれを鉛筆で書き足す。さっきの「フォロワー●万人達成!」や「尊敬される人になる」だって、もっと分解すれば、実現までの道のりが見えてくると思う。達成している人はどういう人なのか、どういう投稿内容、頻度なのか、そもそも尊敬する人とはどんな人なのか、私との違いは何か。
なお、読書や刺繍は「ラジオ体操カード」方式でログノートを作っている。
これは刺繍のほう。読書のほうはフォーマットを変えたので、後日あらためて紹介したい。
そのほかの習慣化したい項目は、セリアで衝動買いしたポチャッコのスケジュール帳にまとめてしるしをつけることにした。
買ったまま持て余している可愛いテンプレートやマスキングテープを使えるのが嬉しい。こういうちまちましたものが大好きなんよ。
そして、記念すべき100個目は「2025年中に101個目のやりたいことを書く」。達成率は重視しない。このリストは「私が何を好み、何を大切にするか」を明確にするためのものだし、正直、今のままでも十分がんばっているから。みんなもそうだよ。朝起きて、家事も仕事もして、それだけで大変なのに、子どもがいる人は子育てもしてるんだよ!すごすぎる。
「今のままでも十分。でも、これができたらもっと楽しいかも!」を増やしていく。人生のボーナストラックみたいなもんよ。宝くじみたいなもん。しかも、この宝くじは“自分で”当てにいくことができる。
今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」