部屋と沈黙

本と生活の記録

私のペンケースの中身

1.ateliers PENELOPE(アトリエ ペネロープ)のペンケース
色褪せ以外はとくに問題なく、もう10年以上使っている。帆布製であることに加えて、縫製がきれいなのも丈夫な理由のひとつだろう。サイズ感は、17センチの定規がぎりぎり入るくらい。おろしたての鉛筆(キャップ付き)は無理だった。公式サイトによると、ライトグリーンは廃盤なのかな?手頃な価格なのもうれしい。

2.コクヨの鉛筆シャープ0.5と2B芯(Pentel Ain)
かねてから愛用しているコクヨの鉛筆シャープ。持ち歩き用に0.5を買い足した。鉛筆に劣るのは、削ったときに木の良い香りがしないことくらいで、それ以外のすべてを持ち合わせていると言っても過言ではない。とりわけ、指があたる部分に段差がないのが良い。

芯は2B。柔らかい書き心地と消しやすさから、B芯以上を選ぶようにしている。日本製であればメーカーにはとくにこだわりがなく、100円ショップでテキトーに買ったもの。ケースのフタの部分の黄色と、鉛筆シャープのノック部分の黄色がお揃いで気に入っている。ラベルのデザインは好みじゃないので剥がしてしまった。

3.ゼブラのbLen(ブレン)
油性ボールペン枠。ペン芯がブレずに書けるのはもちろん、インクが黒すぎないのも良い。油性ボールペン界隈でいちばん人気らしい三菱鉛筆ジェットストリームは、確かにすごく書きやすくて感動するんだけど、いかんせんインクが黒いのよ。黒々してるの。私は黒インクがそんなに好きじゃないから。。

4.万年筆3本(インク3色)
今はカヴェコ、セーラー、無印良品(プラチナ)の万年筆を入れている。パイロットとラミーは待機中で、それぞれインクがなくなったときにローテーションするつもり。ただ、カヴェコと無印良品(プラチナ)は固定になりそうな気がするな。

ペンケースにぽいぽい入れられるタイプの万年筆が好きなので、今のところ高級筆記具としての万年筆には興味がない。気になっているのは中国のメーカーJINHAO(ジンハオ)のサメ万年筆。

5.ゼブラのマッキーケア超極細
油性ペン枠。油性ボールペンや油性ペンは、他に代えがきかないよね。持っていないとどうしようもない。マスキングテープにも書ける。

6.トンボ鉛筆のMONOライト消しゴム
日本が誇る最強消しゴムMONO。その消えっぷりから「アメリカではヒーローだった」と、私の好きなユーチューバーが言っていた。

7.KUMの定規(17センチ)

KUMはドイツのメーカー。裏面に段差があることで、机から持ち上げやすくなっている。プロダクトデザインとして秀逸。100円ショップのセリアで購入した。

8.オルファのカッター
建築模型を作っていた大学生のころから、かれこれ20年近く愛用している。オルファは「折る刃」、とにかく折りまくってほしい。切れ味が全然違うので。

9.ハサミ
100円ショップで買った小さなハサミ。これもとにかく代えがきかない。持っていないとどうしようもない。

10.マスキングテープ
何かと何かをくっつけたいと思ったときに。これもまた代えがきかない。

11.月光荘の右手クリップ、その他ゼムクリップ
かたちが好きだから入っている、ほぼ賑やかしのためのクリップ。かわいい。そのほか、ペンケースのタグにゼムクリップをストックしている。

12.鈴付きの安全ピン
しゃらしゃらする音が好きだから入っている、まごうことなき賑やかしのためのピン。なくても困らない。でも、ペンケースを持ったときや、ペンを取り出すときに、しゃらしゃら良い音がする。うれしい。

13.チャーム

好みのビーズを、カニカンやニットピンで繋いだだけ。こういう小さいチャームって、あんまり売ってないよね。おそらく利幅も小さいからだろう。私はこれくらいシンプルなものが好き。


おわりに
「ペンケース」と「中身」でググると、学生向けのページが多い。これはおそらく、会社には備品としての文房具がひと通り揃っているからだろう。働き始めれば、わざわざ持って行かずとも事足りる。

私の職場にも文房具の備品があるので、最悪、手ぶらで行っても構わない。でも、毎日このペンケース一式をカバンに入れて行く。わざわざ持ち歩くくらいには気に入って使っているものたちだ。きっと、あらゆる「わざわざ」のなかに、その人の好みやこだわりがあるんだろう。