部屋と沈黙

本と生活の記録

好奇心と欲望

f:id:roomandsilence:20150411185324j:plain:right英語の小説を英語で読みたい、たとえばリチャード・ブローティガン、最近読んだのだったらシャーリイ・ジャクスンの「ジミーからの手紙」Got a Letter from Jimmy。狂気の掌編で、特に私の好みなのだ。英米の文学が好きだし、ピンチョンは英語で読むと分かりやすいらしい。

そんな折に『英語で読む村上春樹』の開講を知って、まぁひとつ、村上さんでやってみるか、というわけだ。いきなりブローティガンの原書を買ったって読めずに挫折してしまうことは目に見えている。

『攻略!英語リスニング』は、その放送の前にあった。

この講座の何が良いかって、率直に言うと先生の声である。英語云々はおいといて。それにリスニングを強化すれば、字幕に頼らずとも外国映画を観られるようになるかもしれない。

何度となく「英語を勉強したい」と思っては三日ももたず挫折していたけれど、今回はいつもと少し違う。今まではただ漠然と「英語が出来たらいいなー」と思っていただけで、英語で何をしたいのかをあまり考えていなかった。英語の小説を英語で読みたい、声が好み。動機がやや不純だけど、学びには好奇心と欲望が必要なのだ。自分が好きな本や映画からひとつ、やってみようと思う。

とりあえず三日坊主はまぬがれたけれど、いつまで続くのやら。

今週のお題特別編「この春に始めたいこと・始めたこと」
〈春のブログキャンペーン 第2週〉