セリアで販売されているステッチレッスンの初級編、全4回をすべて刺し終わったぞ!やったー!
これで、刺繍の基本的なステッチ九つを習得したことになる。図案の大半は、点、線、面によって構成されるので、これらのステッチを極めれば、いつかきっときれいに刺せるようになるはずだ。
ついでに、糸通しなしで針に糸を通す方法もマスターした。私の手癖なのか、刺し進めるうちに糸がねじれてくるんだよね。。そのねじれを解消するために、刺繍している最中も針から糸を抜き、通し直す。これが糸通しなしでできると、だいぶ楽なのよ。
アウトラインステッチやフレンチノットステッチでは、色にニュアンスが出ておもしろいかな〜と、3本取りのうちの1本を別の色にしてみた。シンプルなランニングステッチも、図案に沿って刺していくと結構可愛い。
苦手なサテンステッチは、きれいな面を作る練習のために単色で刺す。糸のねじれを避けるのはもちろんなんだけど、どちらかというと、糸の質に左右されるのかもしれない。
このあたりの糸は、すべてセリアで購入したもの。つやつやに見える糸もあれば、もけもけに見える糸もある。ほんとにぴんきりだね。つやつやのほうは、パッケージに「エジプト綿使用」と書かれていた。ラベルにはDMCの色番号、1束(8メートル)あたり50円の中国製だ。
そして!
習得した技術をもとに、GUのコットンスムースクルーネックTに刺繍してみた。
the band apartのバンドTシャツ(非公式)である!やったー!!!
まずはトレーシングペーパーに図案を写して、
チャコペーパーで布へ転写、
オリムパスの812番で刺していく。使ったのは、アウトラインステッチ、フレンチノットステッチ、サテンステッチくらい。ストレートステッチもちょこっと。
もとのイラストよりも頭がちっちゃくなっちゃったけど、まあよしとしよう。やってみて分かったのは、刺繍のコツって、ほぼ「刺したい図案をいかにきれいに布へ転写するか」にかかってるね。今回、セリアのトレースペンとダイソーのチャコペーパーを使って転写したんだけど、線が太くなるし、そもそも薄くて見えにくかった。
とくにサテンステッチは、線の上ではなく線のきわを刺すから、ガイドになる線がどう見えるかが重要になる。今回は勘で刺してるところが多いせいで頭がちっちゃくなっちゃったし、襟のかたちも妙な感じ。布への転写については要研究だね。
ともあれ、刺繍の基本を習得したおかげで、無地のTシャツをいつでも柄Tシャツにできる。アクセサリーにも応用できるだろうし、おそらくダーニングの技術とも近接しているから、お洋服の補修にも使えそう。すごすぎるぜ!
今後は、ビーズ刺繍の基本が習得できるキットを進めつつ、あらゆる無地のお洋服を柄ものに変えていきたい。なんだか楽しくなってきたぞ〜!
おまけ
セリアで販売されているプラの刺繍枠がめちゃくちゃ使いやすい。
この凹凸のおかげか布がズレにくいし、かなりピンと張れる。本当は木製の刺繍枠の佇まいが好きなんだけど、この使いやすさを知ってしまうと、もう戻れないね。。
こちらは木製の刺繍枠。可愛い。。
刺繍をする人はぜひ使ってみてほしい。ひとつ100円だし。おすすめです。
ついでに、クロバーのプラの刺繍枠も買ってみた。使用感を比べてみたいな。