部屋と沈黙

本と生活の記録

おやすみなさい

起きているのに眠っているようだ。

本当ならNUMBER GIRLを観るはずだったんだと思い、じゃあその“本当”ってなに?今ここは“嘘”なのかよと、ただの言葉遊びで追い込まれそうになっている。

元気がないわけじゃない。きのうは母とお昼ごはんを食べに行って、素敵なもの1と素敵なもの2を受け取ったあと、素敵なもの3を見つけ、配信ライブのアーカイブもあるし、天気が良くて、健康で、洗濯物は良く乾くのに、すこしだけ疲れている。言葉遊びに追い込まれるなら、もう言葉は出てこない。空白のなかで点滅するバー。書く、消す、書く。

起きているのに眠っているようだ。

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ピアノジャズがかかっている近所の本屋さんには岩波がない。それがちょっと嫌、と毎回思う。ちいさな子どものくすぐったそうな楽しい笑い声が聞こえて、こちらもくすぐられたみたいな気持ちになる。なんだろうあれは。本当にすごい。子どもが笑うだけであんなに嬉しい。もうそれだけでいいや、と思わせるような。文庫本1冊と、漫画を1冊買う。でも、まぁ……やっぱり岩波はあったほうがいいな。私が本屋さんにまず求めるのは、筑摩文庫と河出文庫講談社学芸文庫と岩波文庫である。

帰り、ドラッグストアでシャンプーとかじるバターアイスを買う。Twitterで見たやつだ、と思い手に取ると、人気なのかブラックモンブランで底上げされていた。ブラックモンブランとは九州近郊で販売されているアイスである。うまかっちゃんみたいな感じ。なお、かじるバターアイスはまだかじっていない。ものすごく、溶けている感じだったのだ。

今日はそんな感じ。昼寝を我慢したせいで眠る前にちょっと寝ちゃって、今ちょっと元気。