部屋と沈黙

本と生活の記録

ココアシガレットの代わりに

近所のスーパーに併設された100円ショップで、ココアシガレットを持ち歩くのに便利そうな缶ケースを見つけた。

外寸は48mm x 77mm x 19mm。さて何を入れよう?本来、収納するものを決めずに収納ケースを買うべきではない。でも、可愛くてつい買ってしまった。今のところ、ココアシガレットを持ち歩く予定もない。

シガレットとは紙巻きタバコのこと。私はタバコを吸わないけれど、煙的なものは吸う。お香だ。

用意したものは、お香、マッチ、ミニクリップ。ミニクリップはお香立ての代用品なので、小さなお香立てがあるとなお良い。マッチは京都の喫茶店六曜社〉へ行ったときにもらったもの。『コーヒー&シガレッツ』だね。

お香が折れないように、トレーシングペーパーで包む。透けるタイプの紙にすれば、中に何が入っているかが分かりやすい。構造的にはつぶれたストローみたいな感じかな。ひとつにつき3本、ケースには3つ入るから、合計で9本、3種類の香りを3本ずつ、が良さそう。

包んでいるお香も京都の〈lisn〉。ここの“059 NATTY ネッティー”が好きなんだよな〜。ていうか白檀が好き。ちなみにバブのサンダルウッドの香りもおすすめです。

お香を焚くときは缶ケースの蓋を受け皿にする。ココアシガレットを持ち歩く代わりの、携帯用お香ケース。“煙つながり”で良い感じ。

ミニカードを添えれば、香りを贈るギフトボックスにも良さそう。こういうの大好きだ。何が良いかって、この小さな缶ケースのなかに、お香の道具がすべて揃っているところだよ。携帯用のソーイングセットに抱く感情と似ている。


おまけ

うちにある食べものモチーフの文房具や雑貨を集めてみた。マーブルフーセンガムの缶ケースは、ココアシガレットの缶ケースと同時発売されたもの。ほかにはイチゴの缶ケースもあったし、都こんぶもあったよ。

そのほか、巻き寿司メモやビスケット消しゴム、鳩サブレのキーチャームなど。このあいだ紹介した柳屋あんず油のノベルティクリップも、あんずの実だから食べものモチーフだね。可愛い〜!